「今年こそは貯蓄しよう」「みんながどれくらい貯蓄しているのか気になる」という方もいるのではないでしょうか。

今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、60歳代~70歳代・ひとり世帯の貯蓄額をみていきます。

1. 【60歳代・ひとり世帯】貯蓄100万円未満は何パーセントか

まずは、60歳代・ひとり世帯で「貯蓄100万円未満」の人はどれくらいいるのか見ていきます。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」より、60歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。

1.1 【60歳代・ひとり世帯】の貯蓄100万円未満の割合

  • 8.5%

1.2 【60歳代・ひとり世帯】の貯蓄100万円未満の割合(金融資産非保有を含む)

  • 41.8%

1.3 【60歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均:1468万円
  • 中央値:210万円

貯蓄100万円未満は約1割。

金融資産非保有を含めると約4割となりました。