犬猫に関する1カ月間のおやつ代総額ってどれぐらい?
さて、かわいいペットには、ごはん以外にもあげたくなるものがありますよね。そう、「おやつ」です。犬や猫には、1カ月でどのくらいの「おやつ代」をかけているのでしょうか。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月のおやつ支出総額をご紹介します。
集計ベース:
【猫】猫飼育者(外猫含む)で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
1カ月間の市販の猫おやつ用キャットフード支出額
市販の猫おやつ用キャットフード支出総額
- 平均支出金額:1851円
- 中央値:1000円
市販の猫おやつ用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1356円
- 中央値:1000円
市販の猫おやつ用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2520円
- 中央値:1250円
1カ月間の市販の犬おやつ用ドッグフード支出額
市販の犬おやつ用ドッグフード支出総額
- 平均支出金額:1682円
- 中央値:1000円
市販の犬おやつ用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1615円
- 中央値:1000円
市販の犬おやつ用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2065円
- 中央値:1000円
犬と猫、どちらも1カ月のおやつ代の中央値は約1000円であることがわかります。
次では、正しいペットフードの保存方法について紹介します。
ペットフードの正しい保存方法を守りましょう
ペットのおやつは、飼い主にとっても与える楽しみがあります。
しかし、その保存方法を誤ると、ペットの体調悪化につながりかねません。
環境省では「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」で、ペットフードの種類別に、その使用期限の目安を紹介しています。※ペットフードの水分量は、ペットフード安全法に基づき、「成分」の欄に記載されています。
ドライフード(水分10%程度以下)、ソフトドライフード(水分10~30%程度)
袋をしっかり閉じて、直射日光が当たらない、温度・湿度が低い場所で保存
- 使用期限の目安:開封後約1カ月
セミモイストフード(水分25~35%程度)
袋をしっかり閉じて、冷蔵庫で保存
- 使用期限の目安:開封後2週間程度
ウェットフード(水分75%程度)
開封したらすぐに与える
- 使用期限の目安:開封約1日
いかがでしょうか。開封後1日で与え切らなければならないフードもあるなど、ペットフードの管理には、飼い主の慎重な姿勢が求められそうです。
おやつは正しく与えて、ペットとよりよい関係を築くためのきっかけにしてみてください。
参考資料
LIMO編集部