2024年に新NISAが始まったのをきっかけに、資産運用を始めてみようと考えている方も多いのではないでしょうか。
ただし、資産運用を始めたいと思ったものの「どういった投資信託を購入すれば良い?」と悩んでいる方も少なくありません。
そこで今回は、ファイナンシャル・アドバイザーが「5G投資信託を銀行ですすめられたが、集中投資で購入しても大丈夫?」という相談者様のお悩みに答えていきたいと思います。
1. そもそも「5G投資信託(次世代通信関連 世界株式戦略ファンド)」とは?
最初に、5G投資信託について軽く説明をしておきます。
「5G投資信託」とは、通信技術の発展により業績面で恩恵が期待される世界企業の株式に投資をするもの。
IoT機器が一般家庭にも広く導入されつつある現代において、将来性と成長性が期待できると人気が高い投資信託です。
第5世代(5th Generation)移動通信システムの略称「5G」は、第4次産業革命の基礎インフラと目されるAIやIoTなどの普及において不可欠な通信技術。すべての情報技術分野の成長の可能性の根幹を担う投資テーマです。
中長期的な視点で様々な情報技術分野の新たなサービスやビジネスチャンスの拡大が期待でき、息の長い投資機会を提供するものと考えられています。
そして世界のIoT分野における経済効果は、これからも拡大すると見込まれています。
こうした動きに着目し、5Gの発展と推進の各段階で多様な投資機会が期待できる息の長いファンドとして「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G)」が存在しています。
魅力的な5G投資信託ですが、今回の「初心者だけど、集中投資として購入しても大丈夫か?」というお悩みに関して言えば、特定のテーマに集中投資する投資信託は再度検討してもよいのかなと思います。
その理由は次に紹介する3つです。