2. ピンクや白の花が咲く花木7選

2.1 ウメ

ウメ/Prunus mume

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日本では庭での観賞用低木として親しみ深いウメ。実を収穫するための農園も多く、日本の暮らしに密着した樹木です。

満開時には白やピンク・赤の花が山一面を華やかに彩ります。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

2.2 アセビ

アセビ/Pieris japonica

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アセビは漢字で「馬酔木」と表記。有毒物質を含み、馬が食べると酔ったような足取りになることが名前の由来と言われています。

ベルのような白い花が集まって咲き、軽やかな花姿がキュートです。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

2.3 オニシバリ

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樹皮が硬く鬼も縛れそうなのでこの名前が付けられたオニシバリ。ジンチョウゲ科の1種で、珍しいことに夏に葉を落とす落葉低木です。

早春には葉の付け根から黄緑色の花が咲きます。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

トキワヒメハギ(常盤姫萩)/Polygala chamaebuxus var.grandiflora

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トキワヒメハギはヨーロッパの高山地帯が原産地。春に咲く花は紫と黄色のコントラストが鮮やかで、芳香も楽しめます。

樹高10~15センチとコンパクトなサイズの常緑低木で、花壇の縁取りやグラウンドカバーにもオススメです。※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)

ミヤマガンショウ(深山含笑)/Michelia maudiae

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白い大きな花がインパクト抜群のミヤマガンショウ。中国に自生する常緑樹で、満開時には白い花が木全体を覆いつくすように咲き広がります。

漢字で「深山含笑」と書くように、奥深い森林に咲く花がニコニコと笑っているかのようです。※参考価格:3000~4000円前後(4号鉢)

2.4 ギョリュウバイ

ギョリュウバイ/Leptospermum scoparium

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ギョリュウバイは寒さに強いオージープランツの1種。ウメの花にそっくりの小花が咲き、ピンクや赤の花が冬の庭を彩ってくれます。

花には甘い蜜があり、採取した「マヌカハニー」はニュージーランド産ハチミツとして有名です。※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)

2.5 ネコヤナギ

ネコヤナギ/Salix gracilistyla

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モフモフの花穂が愛らしいネコヤナギ。3~4月にかけて白っぽい綿毛の花穂が開き、まさに猫の尻尾のような花姿がユニークです。

暑さ寒さに強く、庭木のほか街路樹としても日本全国で植えられています。※参考価格:1000~1500円前後(4号鉢)

3. 早春の花木が咲いたら、春はもうすぐそこまで!

葉を落とした木々が立ち並ぶ中、早春の花木があちらこちらでポツポツと咲き始める季節。吹く風はまだ冷たいけれど、耳をすませば春の足音が聞こえてきそうです。

家の中で縮こまっていないで、暖かい恰好で春を探しに野山に出かけてみませんか。