5. 特養入所を「少しでも早めたい人」におすすめの裏ワザ
その他の要素についても解説いたします。特養は待機者が多い傾向にあるため、複数の施設へ申し込むのがおすすめです。
担当のケアマネジャーは、待機者の少ない特養を把握していることがあります。そのためケアマネジャーと相談しながら入所申し込みを行うことで、早期入所の可能性を高めることも可能です。
また、お母様の地域だけでなく、ご相談者様の地域にある特養へも申し込むのも有効です。
その際には、お近くの地域包括支援センターへ相談されることをお勧めします。地域包括支援センターは公的な機関ですので、無料で相談することが可能です。現状を説明し、条件に合った特養を紹介してもらいましょう。
6. それでも早期入所が難しそうな場合は?
どうしても早期入所が難しそうであれば、ユニット型の特養に申し込むのも一つの手段です。特養には、部屋のタイプによって「従来型」と「ユニット型」の2種類があります。従来型は多床室で、ユニット型は個室です。
ユニット型は個室であるため、利用料は従来型よりも高額になります。しかし高額であるため、競争率は従来型よりも低い傾向があります。
なお部屋代や水道光熱費は施設によって異なるので、希望の施設へ確認しておきましょう。