7. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年1月22日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2023年12月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(ローソンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

8. 2023年12月分のコンビニの月次情報

12月の全店売上高は1兆515億6500万となり、対前年同月比+4.2%増となりました。全店は25ヶ月連続のプラスとなっています。

12月は好天に恵まれたことや、年末に向けてのイベントや帰省による人流の活性化により、おにぎり、アイスクリーム、菓子、ソフトドリンク等が好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。

なお、店舗数については全店で5万5713となり、12月は対前年同月比0.2%減です。

来客数については13億7220万2000人で、対前年同月比で+2.6%増となっており、全店・既存店でともに12ヶ月連続のプラスとなっています。

平均客単価は766.3円で、対前年同月比で+1.5%増となりました。全店・既存店ともに4ヶ月ぶりのプラスとなっています。

9. 2023年12月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比2.4%増(売上構成比34.8%)
  • 加工食品:前年同月比5.6%増(売上構成比25.7%)
  • 非食品:前年同月比0.1%減(売上構成比30.9%)
  • サービス:前年同月比28.1%増:(売上構成比8.6%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

齊藤 慧