【インバウンド】カナダの訪日観光客は何にいくら使ってる？気になる消費動向について紹介 観光庁の訪日外国人消費動向調査「2023年10-12月期の全国調査結果（1次速報）」

【インバウンド】1人当たりの旅行支出は？

全国籍・地域の訪日外国人（一般客）1人当たりの旅行支出は21万8000円と推計。国籍・地域別に見ると、カナダは32万0518円で、2019年比で59.5%増という結果になりました。

また、カナダ人の旅行者数は12.7万人で、カナダ人の消費額（1人当たりの旅行支出✕カナダ人の旅行者数）は407億円という数値を出しています。

カナダ人の平均泊数は14.3日で、1人当たりの総額は32万0528円。宿泊費12万7027円、飲食費7万5663円、買物代5万6460円、交通費5万0815円、娯楽等サービス費1万0554円、その他0円となりました。

カナダ人の1人当たりの旅行支出

• 宿泊費：12万7027円
• 飲食費：7万5663円
• 買物代：5万6460円
• 交通費：5万0815円
• 娯楽等サービス費：1万0554円
• その他：0円
• 総額：32万0528円

【インバウンド】カナダは今後も増加の見通し

今回は、2023年10～12月期の全国調査結果からカナダの消費動向についてご紹介しました。

カナダは旅行者数、消費額ともに平均的な数値を出しており、特に宿泊費を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらにカナダからの訪日観光客が増加しそうです。

参考資料

• 観光庁「訪日外国人消費動向調査　2023年10-12月期の全国調査結果（1次速報）の概要」

成瀬 亜希子