【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?
全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は21万8000円と推計。国籍・地域別に見ると、フィリピンは19万3192円で、2019年比で74.5%増という結果になりました。
また、フィリピン人の旅行者数は21.2万人で、フィリピン人の消費額(1人当たりの旅行支出✕フィリピン人の旅行者数)は409億円という数値を出しています。
フィリピン人の平均泊数は13.1日で、1人当たりの総額は19万3192円。買物代6万9891円、宿泊費6万1346円、飲食費3万4101円、交通費2万0590円、娯楽等サービス費7259円、その他4円となりました。
フィリピン人の1人当たりの旅行支出
- 買物代:6万9891円
- 宿泊費:6万1346円
- 飲食費:3万4101円
- 交通費:2万0590円
- 娯楽等サービス費:7259円
- その他:4円
- 総額:19万3192円
【インバウンド】フィリピンは今後も増加の見通し
今回は、2023年10~12月期の全国調査結果からフィリピンの消費動向についてご紹介しました。
フィリピンは旅行者数、消費額ともに平均的な数値を出しており、特に買物代を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらにフィリピンからの訪日観光客が増加しそうです。
参考資料
成瀬 亜希子