2. ほったらかしでも一味違うお庭に!花が特徴的な宿根草2選

2.1 タイツリソウ(ケマンソウ)

タイツリソウ(ケマンソウ)Lamprocapnos spectabilis/ケシ科

Brookgardener/shutterstock.com

春から初夏にかけて、ハートから雫が垂れているような、キュートで個性的な形の花を咲かせるタイツリソウ。釣り竿に鯛が複数ぶら下がっているように見えることが、名前の由来です。

直射日光や西日には弱く、日陰でよく育ちます。湿った場所を好むので、シェードガーデンのアクセントにおすすめの宿根草です。

とてもかわいい花ですが、植物全体に毒があるので、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、扱いに注意してください。

※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)

2.2 ガウラ(ハクチョウソウ)

ガウラ Gaura lindheimeri/アカバナ科

knelson20/shutterstock.com

ガウラは初夏から秋の終わりころまで、長い期間花を楽しめる宿根草です。白い蝶のような可憐な花を咲かせることから、ハクチョウソウとも呼ばれます。

品種にもよりますが、基本的に草丈が高いので、風になびくとたくさんの蝶が舞うような、優雅な姿が楽しめます。ピンクや赤色の花が咲く品種もあるので、好きな色の「蝶」を選んでくださいね。

乾燥したやせ地でよく育つ植物なので、水やりや肥料がほぼ不要なのも嬉しいポイント。日当たりと風通しのよい場所に植えると花付きがいいですよ。※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)