カラフルな花色と豊富な品種がそろっているプリムラ。

冬の庭を華やかに彩る花として高い人気を誇り、耐寒性があり強健な性質なので初心者にもオススメです。

今回はプリムラの魅力を紹介します。冬ガーデンにオススメの人気品種から素朴さが魅力の原種まで、個性豊かな品種も参考価格とともに見ていきましょう。

1. プリムラとはどんな花?

プリムラ(プリムローズ)/Primula vulgaris1/13

プリムラ。花期は11月~4月頃。ピンクやレッド、イエローなど様々な色の花が咲いている。冬の庭を彩る花として高い人気を誇る。

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  • サクラソウ科サクラソウ属
  • 多年草
  • 原産地:ヨーロッパ~アジア
  • 草丈:5~20センチ
  • 開花時期: 11月~4月
  • 花色:赤・黄・青・紫・白・ピンク・オレンジ・褐色
  • 参考価格:100~700円前後(3号ポット苗)

プリムラは英語では「プリムローズ」とも呼ばれています。寒さに強く一足早く咲く春の花ということで、ラテン語で「最初」という意味を持つ言葉「primus」を語源として名付けられました。

本来は多年草ですが暑さにやや弱いので、日本では一年草として扱われています。古くから原種のプリムラを交配して数々の品種が登場。耐寒性が強いので冬の花壇には欠かせない存在です。

2. プリムラの魅力は?

プリムラ(プリムローズ)/Primula vulgaris2/13

プリムラ。パープルやイエロー、複色など。鮮やかな原色カラーだけでなく、パステルカラーのものも存在する。品種が500種類以上ある花。

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2.1 多種多様な品種

プリムラにはさまざまな品種があり、原種だけでも世界中に500種類はあると言われています。さらに毎年のように園芸種として新種が発表され、個性派ぞろいで選ぶのに迷うほど。

根元から花茎を広げて1輪だけ花を付ける品種、長い茎の先端に花が集まって咲く品種、茎を伸ばしながら数段の花が開く品種など、花姿もさまざまです。

2.2 豊富なカラーバリエーション

プリムラというとまず思い浮かべるのが赤や黄・青の鮮やかな原色。ビビッドカラーが冬枯れの庭を華やかに演出します。ソフトなパステルカラーや渋めのダークカラーもオススメ。

一重のほかにバラのような豪華な八重咲きもあり、ますますその進化から目が離せません。

2.3 寒さに強く強健な性質

プリムラはもともと冷涼な地域に自生しているので、冬の寒さにもよく耐えます。花が少なくなる冬のガーデンの救世主とも言え、強健な性質で初心者でも安心です。

日なたに置いて咲き終わった花を摘み取ってあげれば、春までの長い期間繰り返し咲き続けます。

3. ガーデニングにオススメの人気品種5選

3.1 ジュリアン

人気品種:プリムラジュリアン3/13

プリムラジュリアン。最も人気の品種で園芸店でよく見かける。株がコンパクトにまとまっているのが特徴。

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園芸種の中でもっとも高い人気を集めているジュリアン。株がコンパクトにまとまり、花壇から寄せ植えまでさまざまなシーンで活躍します。花色や花姿も多種多様です。

3.2 ポリアンサ

人気品種:プリムラポリアンサ4/13

プリムラポリアンサ。人気品種。ジュリアンより花姿が大きく、花弁が厚いのが特徴。

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ポリアンサはジュリアンよりひとまわり大きめの花姿。厚みのある花弁で、花もちもよいのが特徴です。八重やフリル咲きはひときわ豪華で、冬の庭を華やかに彩ります。

3.3 オブコニカ

人気品種:プリムラオブコニカ5/13

プリムラオブコニカ。冬の鉢花として多く流通。かぶれにくいよう品種改良がされた花もある。

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冬の鉢花としてよく出回っているオブコニカ。大きめでカラフルな花が存在感バツグンです。かつては花や葉に触れるとかぶれを起こすことがありましたが、改良で安全な品種も登場しています。

3.4 シネンシス

人気品種:プリムラシネンシス6/13

プリムラシネンシス。葉の裏側が赤みを帯びた銅色に色付くのが特徴。耐陰性、耐寒性にすぐれ、加湿をさければ耐暑性も期待できる。

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シネンシスは葉の裏側が赤みを帯びた銅色に色付くのが特徴。野性味のある素朴な姿が人気です。半日陰でも育ち、冬の寒さはもちろん、加湿を避ければ夏の暑さにもよく耐えます。

3.5 マラコイデス

人気品種:プリムラマラコイデス7/13

プリムラマラコイデス。小ぶりで控えめな花姿。段々になって咲くのが特徴。プリムラおなかでも特に耐寒性に優れる。

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花が段々になって咲き上がるマラコイデス。控えめな花姿がナチュラルな雰囲気です。プリムラの中でもとくに寒さに強く、種を採取しておけば種まきして翌年も楽しめます。

4. 野趣あふれる姿が魅力的な原種6選

4.1 ブルガリス

プリムラ原種:ブルガリス8/13

プリムラ原種のブルガリス。淡いクリーム色の花弁と黄色の花芯が特徴。

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淡いクリーム色の花弁と黄色の花芯の花が愛らしいブルガリス。ヨーロッパで多く見られ、湿った林の中の草地や、川のそばに自生しています。草丈5~10センチで野趣あふれる花姿です。

4.2 ジュリアエ

プリムラ原種:ジュリアエ(ミヤマサクラソウ)9/13

プリムラ原種のジュリアエ。プリムラジュリアンはジュリアエの交配種。ピンク~赤紫の花を咲かせるのが特徴。

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ジュリアエは「ミヤマサクラソウ」とも呼ばれ、コーカサス地方が原産地。ピンク~赤紫の花を咲かせます。人気の園芸品種ジュリアンは、このジュリアエを交配して生み出されました。

4.3 べリス

プリムラ原種:べリス10/13

プリムラ原種のべリス。黄色い花が特徴。石鹸の香りがするため、ハーブとしても利用。

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茎を20~30センチほど立ち上げ、先端に黄色い花を咲かせるべリス。長めのガク咲きの小さな花がナチュラルな雰囲気です。淡い石鹸の香りを持ち、ハープとしてもよく利用されます。

4.4 クリンソウ

プリムラ原種:プリムラジャポニカ(クリンソウ)11/13

プリムラ原種のプリムラジャポニカ。その名の通り、北海道から四国にかけての湿地に自生する日本固有種。クリンソウともいう。

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クリンソウは北海道から四国にかけての湿地に自生する日本固有種。春~夏にかけて開花します。花が数段積み重なる様子が、仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから命名されました。

4.5 サクラソウ

プリムラ原種:サクラソウ12/13

プリムラ原種のサクラソウ。花色はピンクや白。伝統園芸植物として親しまれる。

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名前どおりサクラを思わせる花姿が魅力のサクラソウ。花色はピンクのほかに白も。日本や中国などアジアが原産で、日本では伝統園芸植物として古くから親しまれています。

4.6 ビアリー

プリムラ原種:ビアリー13/13

プリムラ原種ビアリー。一見プリムラとは思えない花姿。まるで三角傘のきのこのよう。

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ビアリーは中国の標高が高い地域に自生する高山植物。円錐型の花穂がユニークで、一見プリムラとは思えない花姿です。薄紫の花と赤い先端のコントラストが鮮やか。

5. 冬花壇は色とりどりのプリムラにおまかせ!

冬から春まで花を絶えることなく咲かせ、圧倒的なカラーバリエーションを誇るプリムラ。清楚な原種から華やかな園芸種までよりどりみどりです。

冬枯れの庭は初心者でも育てやすいプリムラにおまかせしてみませんか。