5. 【トヨタ】ヤリスとヤリスクロスの特徴とは?

2020年2月10日、4代目ヴィッツが「ヤリス」に改名されて発売開始。

コンパクトカーならではの「軽快なハンドリング」に加え、「上質な乗り心地」と「最新の安全・安心技術」を備えたクルマを目指して開発されました。

新開発のGA-Bプラットフォームを採用し、直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンと1.0Lエンジン、さらに1.5LハイブリッドはWLTCモード36.0km/Lの低燃費を実現しました。

ヤリスクロスはヤリスに半年遅れの8月に発売。

居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を重視して開発されたクロスオーバーSUVとなっています。

ヤリスと同じくGA-Bプラットフォームを採用し、パワーユニットに1.5Lガソリンと1.5Lハイブリットを設定しながらも、ボディーサイズはヤリスより全長240mm、全幅20mm、そして全高が90mmずつ拡大され、ヤリスより広い室内スペースが確保されています。

6. 【トヨタ】ヤリスとヤリスクロスの気になる価格は?

ヤリスとヤリスクロスは一部改良に合わせて車両価格も改訂しています。

グレードは両モデルとも「Z」「G」「X」の3つが基本でKINTO専用のUグレード、ヤリスクロスにはZ“Adventure” とGR SPORTが設定されています。また、ヤリスの1.5Lガソリン車の「Z」と「G」には6MTが設定されます。

6.1 ヤリス価格表(消費税込み)150万1000円~269万4000円

出所:トヨタ公式ヤリスWEBカタログをもとに筆者作成

【Z ハイブリッド】

  • 2WD:249万6000円
  • 4WD(HVはE-Four):269万4000円

【G ハイブリッド】

  • 2WD:229万9000円
  • 4WD(HVはE-Four):250万7000円

【X ハイブリッド】

  • 2WD:204万4000円
  • 4WD(HVはE-Four):228万7000円

【Z 1.5ガソリン CVT】

  • 2WD:215万4000円
  • 4WD(HVはE-Four):235万2000円

【Z 1.5ガソリン 6MT】

  • 2WD:205万円

【G 1.5ガソリン CVT】

  • 2WD:195万3000円
  • 4WD(HVはE-Four):215万1000円

【G 1.5ガソリン 6MT】

  • 2WD:187万7000円

【G 1.0ガソリン CVT】

  • 2WD:179万9000円

【X 1.5ガソリン CVT】

  • 2WD:165万5000円
  • 4WD(HVはE-Four):188万8000円

【X 1.5ガソリン 6MT】

  • 2WD:157万9000円

【X 1.0ガソリン CVT】

  • 2WD:150万1000円

【KINTO専用 U ハイブリッド】

  • 月額 2万3760円~

【KINTO専用 Z ハイブリッド】

  • 月額 3万690円~

6.2 ヤリスクロス価格表(消費税込み)190万7000円~315万6000円

出所:トヨタ公式ヤリスクロスWEBカタログをもとに筆者作成

【Z“Adventure” ハイブリッド】

  • 2WD:292万5000円
  • 4WD(HVはE-Four):315万6000円

【Z ハイブリッド】

  • 2WD:280万9000円
  • 4WD(HVはE-Four):304万円

【G ハイブリッド】

  • 2WD:252万4000円
  • 4WD(HVはE-Four):275万5000円

【X ハイブリッド】

  • 2WD:229万5000円
  • 4WD(HVはE-Four):252万6000円

【GR SPORT ハイブリッド】

  • 2WD:295万4000円

【Z“Adventure” 1.5ガソリン】

  • 2WD:255万1000円
  • 4WD(HVはE-Four):278万2000円

【Z 1.5ガソリン】

  • 2WD:243万5000円
  • 4WD(HVはE-Four):266万6000円

【G 1.5ガソリン】

  • 2WD:215万円
  • 4WD(HVはE-Four):238万1000円

【X 1.5ガソリン】

  • 2WD:190万7000円
  • 4WD(HVはE-Four):213万8000円

【GR SPORT 1.5ガソリン】

  • 2WD:257万1000円

【KINTO専用 U ハイブリッド】

  • 月額 2万5740円~

【KINTO専用 Z ハイブリッド】

  • 月額 2万7830円~

7. 2024年新型「ヤリス」と「ヤリスクロス」は魅力アップ

トヨタ「ヤリス」と「ヤリスクロス」の一部改良は2022年7月に続いて2度目ですが、エクステリアの変更は初めてとなります。

発売時期は異なりますが改良のタイミングは揃えており、常に同時に性能や装備を向上・充実させる姉妹車となっています。

先代モデルのヴィッツからコンパクトカーとして多くのユーザーに愛されるヤリスと、時代にジャストフィットしたSUVスタイルのヤリスクロス。

両車ともに今回の改良によってさらに魅力が増しました。

参考資料

田中 秀雄