トヨタの人気車種「ヤリス」は2020年2月に発売された4代目ヴィッツが、名称をグローバルネームのヤリスに変更した事で誕生したコンパクトカーです。
同年8月に発売された派生車種のヤリスクロスとともに、そのコンパクトさとスタイリッシュさが人気となり、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会の発表する、2023年の1月から12月の乗用車ブランド通称名別順位において19万4364台で首位となっています。
そのヤリスとヤリスクロスが2024年1月17日に一部改良を受けました。今回の改良では、ヤリスとヤリスクロスにそれぞれの個性を際立たせる、エクステリアとインテリアに変更され、それにあわせて車両価格も改訂されています。
1. 【トヨタ】ヤリス・ヤリスクロス共通の改良点とは?
今回の一部改良では、ヤリスとヤリスクロスに共通する改良点と、それぞれに異なる改良点があります。
両車に共通する改良点は下記の4項目。
- メーター部に7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備(除く、ヤリスX、U)
- 最新のディスプレイオーディオを搭載し、コネクティッドナビを5年間標準付帯、Xグレードにはナビレディパッケージを設定
- 一部内装の加飾をガンメタリックに変更(ヤリスZ、ヤリス クロスZ、G)
- 外板色に新色のマッシブグレーを追加
上記に加えて、プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を、交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車へ拡大するなど最新のToyota Safety Senseを搭載します。