3. 管理職は年収だけでなく悩みも増える
能率産業大学総合研究所の調査によると、部長のよくある悩みは以下の通りです。
- 部下がなかなか育たない
- 部下の人事評価が難しい
- 職場・自分の業務量が多すぎる
- 求められる成果が出せていない
- 部下が自分の指示通りに動かない
部下に関する悩みが多く、管理職ならではの悩みを抱えていることがわかります。
また、管理職でありながら業務量の多さに悩む方も少なくありません。
一方で同調査においては、部長の約6割が「副業制度を希望する」と回答しています。
一般職と比べると2倍以上の給与をもらえる部長職ですが、それでも収入が足りない、増やしたいと考えている方が多いようです。
4. まとめにかえて
管理職になれば、一般職より月収は増えます。
特に部長にもなれば一般職のおよそ2倍に増えるのです。
しかし、その分責任が重くなったり、残業代が支給されなくなったりと良いことばかりではありません。
自分が管理職になる上で適性はあるか、重い責任の重圧に耐えられるかをよく考えたうえで、自分にとって最適なキャリアを目指しましょう。
参考資料
太田 彩子