【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?

多くの人で賑わう大阪・道頓堀

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全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は21万8000円と推計。国籍・地域別に見ると、中国は29万3246円でしたが、2019年比で42.2%増という結果になりました。

また、中国人の旅行者数は78.3万人と多く、中国人の消費額(1人当たりの旅行支出中国人の旅行者数)は2295億円と高い数値を出しています。

中国人の平均泊数は10.5日で、1人当たりの総額は29万3246円。買物代12万6516円、宿泊費8万3248円、飲食費5万2422円、交通費2万2887円、娯楽等サービス費8173円、その他0円となりました。

中国人の1人当たりの旅行支出

  • 買物代:12万6516
  • 宿泊費:8万3248円
  • 飲食費:5万2422円
  • 交通費2万2887円
  • 娯楽等サービス費:8173円
  • その他:0円
  • 総額:29万3246円

【インバウンド】中国は今後も増加の見通し

今回は、2023年10~12月期の全国調査結果から中国の消費動向についてご紹介しました。

中国は旅行者数、消費額ともに高い数値を出しており、特に買物代を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらに中国からの訪日観光客が増加していきそうです。

参考資料

成瀬 亜希子