留学するうえで重要な要素、過ごしやすさ。せっかくキャリア形成のために大学に行ったのに、中退などになってしまったらもったいないです。
また、高い金額を出して得る経験ですから、慎重に検討して納得がいくものにしたいですよね。
本記事では、アメリカ・カナダ・オーストラリア・スイス・ラトビア・韓国留学生としての過ごしやすさを伺いました。人間関係だけでなく、物価など暮らしているからこそ気になる意見が多く出てきました。
1. アメリカ(ワシントン州):「人種差別をされたことはない」
過ごしやすいと思います。治安はアメリカの中ではいい方ですし、人種差別などもあったことがありません。基本的に困っていたら助けてくれる人がほとんどなので、知り合いがいなくても過ごしやすいです。
しかし、私のいる地域は日本人はおろかアジア人が少ないので、アジアンマーケットは小規模のものしかなく、スーパーのアジアエリアもあまり充実していません。
そのため、日本食やアジア料理を自分で作りたいと思うと材料集めに苦労します。
また、バスなどは時間を守らないことが多く遅延はもちろん、予定時間よりも少し早く出発してしまうなんてこともあります。時間をきっちり守る日本の電車に慣れているとすこしストレスを感じる人はいるかもしれません。
アメリカは州や都市部と田舎でだいぶ様子が変わりますが、全体的には様々な人が住んでいる国なので過ごしやすいのではないかと思います。
2. カナダ(ケベック):「荷物を置いても物を盗まれなかった程度の治安」
過ごしやすいと思います。治安もケベックは、カナダの中で一番いいといわれています。
実際にカフェなどで荷物を置いたままトイレに行ってしまった際も、ものが盗まれることはありませんでした。運要素もあるかもしれませんが……。
自分は海外にいるという自覚を持ち、夜遅くにひとりで歩くなどしなければ、危険な思いをすることはないと思います。
日本人はかなり少ないですが、幸いこちらでのバイト先が日本人経営のお店なので日本人コミュニティに所属できている安心感があります。
大学の留学生はヨーロッパや南米からが多く、アジアからの留学生は稀です。