5. ラトビア:「生きてはいけますが…」
生きてはいけますが、日本と違うということをきちんと理解しておく必要があると思います。
ほかの国に留学している人は「日本食が高い」と話していますが、ラトビアには日本食がほぼ売っていないのでお金を出せば手に入るのがうらやましいなと思います。
しかし、ラトビアでも寿司は人気なようで、寿司セットという手巻き寿司をつくれるセットが販売されているのを見たことがあります。
また、首都のリガ中心部のお店では英語を使える人が多い一方、スーパーの商品に英語表記がありません。成分表記は4か国語ですが、バルト三国の3言語とロシア語なんです。
日本と違うことが気になってしまう人は過ごしにくいかなと思います。
6. 韓国:「ひとりにはきつい」
大変かもしれないけれど、過ごしやすいと思います。同じアジアで、隣の国なので日本との共通点が多いうえに、日本語を話せる韓国人も多いです。
生活している範囲で日本人と会うことはありません。しかし、観光地はもちろん、学校にはたくさんの日本人がいます。
また、食事に関しては外食するほうが安かったりします。ところが、韓国はご飯は大人数で食べる文化があるので、お店は二人前からのみしか注文できないところがほとんどで、友だちといくことが前提になります。
自炊をしようとすると、もっと大変です。なぜならスーパーでも大人数で食べることを前提にして大容量で売っているものが多いからです。
例えば、キムチは5kgで買うのが一番お得です。しかしひとり暮らしでは賞味期限内に食べきれないので、少量で購入したいのですが、そうするととても高価になってしまい、うまくバランスを取るのが大変です。
7. 留学先を考えるときは、どれくらい違いを受け入れられるかも大事な要素
実際に留学生としてその国で過ごしているからこそわかる日本人としての過ごしやすさを紹介しました。
その国の文化が、多様な背景を持っているのか、それとも単一的なのか、そして日本と近い文化であるかどうかですごしやすさは変わってくるようですね。
留学先を考えるときには、自分がどの程度日本との違いを受け入れられるかを考慮していけるといいですね。
LIMO・U23編集部