2. カードローンを利用する前に知っておきたいこと

カードローンのメリットは借入の自由度の高さであり、目的に関係なく現金を借りることができます。

そのため「生活費」や「買い物利用代金の不足分」などを補填するために気軽に利用しやすいものとなっていますが、注意点もあります。

カードローンは使い道が自由で基本的には無担保・保証人なしでも借りられるため、他のローンと比較すると金利はやや高く設定されていることが多いです。

金利が高いと、金利を返済するだけでも大変になり、返済時に元金がなかなか減らずに返済期間が長期化するリスクもあるため、「金利」の確認は必ずしておきましょう。

また、返済期間が長期化しないよう、借入の際は事前に返済計画を立てておき、余裕がある場合は繰上げ返済の検討もしておけると良いです。

3. カードローン利用時は返済時も考慮して検討しよう

本記事では、カードローン利用者の借入目的について、実際の調査データをもとに解説していきました。

約半数の人がカードローンの利用目的として「生活費不足を補うため」と回答しており、突発的な支出よりも、日々の生活費補填として利用している人の多さがみてとれます。

上記の利用目的ゆえに、13.7%の人が借入残高が収入の1/3を超えており、借入を繰り返す人が一定数存在していることもわかります。

カードローンは利便性が高いゆえに、繰り返し活用していると自分の預金口座から引き出す感覚になり、気づかないうちに返済額が大きくなったり、返済期間が長期化してしまったりするリスクもあります。

カードローンを利用する際には、自分が返済できる範囲内で借入を行い、返済企画の見通しを立てることを意識できると良いでしょう。

参考資料

和田 直子