LIMOが2023年01月にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年01月28日)

植物のなかには、冬の寒さを乗り越えて春まで開花する植物がたくさん存在します。

冬の間に植えて、冬から春まで長く開花する植物もあれば、冬の間は咲かずに春の開花を待つ植物もあります。

そこで今回は、冬に植えて春まで楽しめるオススメの多年草&一年草を紹介します。さっそくみていきましょう。

冬に植えても春まで楽しめる!オススメの多年草&一年草10選

パンジー・ビオラ

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冬の花壇を彩るパンジー・ビオラは春まで開花する一年草。色合いが豊富で、好みのテイストに応じて花色を選ぶことができます。

お気に入りの品種なら、お世話にも熱が入りますよ。花ガラはこまめに摘み、肥料も定期的に与えるようにしましょう。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗)

ノースポール

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マーガレットにも似た小ぶりのカワイイ花を咲かせるノースポール。丈夫な性質で春まで花が楽しめる一年草です。

生育が旺盛なので、上手に育てるとこんもりと株が茂り、ボリュームアップした花を長く楽しめことができます。※参考価格:100~200円前後(3号ポット苗)

デージー

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キク科のデージーは冬から春まで花が咲く植物。ホワイトやレッド、ピンクの小さい花は可憐で可愛らしく、春の寄せ植えにもぴったりです。

まん丸の花が咲く品種は、小ぶりながらもポップな雰囲気。寄せ植えがオシャレになりますよ。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

ストック

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草丈が高く、茎の上方にたくさん咲く花がゴージャスなストック。寄せ植えにもオススメの多年草ですが暑さに弱く、ほとんどの場合、一年草として扱われています。

春の寄せ植えにはピンクやイエロー、八重咲きの品種がオススメです。※参考価格:200円~300円前後(ポット苗)

ネメシア

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一年草タイプと多年草タイプがあるネメシアは開花期の長い植物。盛夏を除いて秋から初夏まで楽しめます。

多年草タイプの夏越しは高温多湿を避けるのがポイント。半日陰で風通しのよいところで管理するとよいでしょう。※参考価格:500円前後(3号ポット苗)

ローダンセマム

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春から初夏にかけてマーガレットのような可愛らしい花を咲かせるローダンセマム。ローズカラーやニュアンスカラーの品種は、寄せ植えにするとオシャレな雰囲気に。

ローダンセマムは多年草なので、上手に夏越しすれば翌シーズンも楽しめます。※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

アネモネ

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鮮やかな花色が美しい、エキゾチックな雰囲気のアネモネは2~5月に花が咲く球根植物。植えっぱなしでも育ちますが、夏の高温多湿に注意しましょう。

花後は地上部が枯れて、秋になると再び芽が出てきます。冬の間は霜に注意して育てましょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

ラナンキュラス

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花弁が幾重にも重なった花姿がゴージャスなラナンキュラス。バラのような美しさが特徴で、庭を春らしく華やかに彩ります。

冬に苗が出回り、3~5月に花が楽しめます。夏越しが難しいので高温多湿に気をつけて育てましょう。※参考価格:500~3000円前後(3号ポット苗)

クリスマスローズ

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冬から春にかけて、美しい花を咲かせるクリスマスローズは、「冬の女王」などとも呼ばれます。繊細な見た目とはうらはらに、植えっぱなしでも年々株が大きくなる強健な植物です。

夏期は木陰くらいの日当たりがちょうどよく、多湿にならないようにして管理をしましょう。※参考価格:600~3000円前後(3号ポット苗)

クレマチス

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「つる性植物の女王」とも呼ばれるクレマチス。バラと相性がよく、品種によって花期が異なります。今の季節は冬咲きの品種、春にかけては冬咲きに加え、春咲き、四季咲きの品種が楽しめます。

ツル性植物なので、トレリスなどに這わせて豪華な景色を楽しむのがオススメ。花後は葉が落ち、枯れ枝のようになりますが枝は生きています。上手に管理すると翌シーズンも開花を楽しめます。※参考価格:600~2500円前後(ポット苗)

まとめにかえて

今回は、冬に植えて春まで楽しめるオススメの多年草&一年草を紹介しました。

冬に植える植物は、寒さに耐えるとはいえ、霜が降りるような気温のときは根や葉が傷んで枯れてしまうこともあります。

防寒対策には、土の上にバークチップや腐葉土を敷いたりするのが効果的。枯れ葉や枯れ枝でも大丈夫です。鉢植えなら、ダンボール箱に入れたりするのもよいでしょう。

今のうちにお気に入りの植物を入手して、春の開花を楽しんでくださいね。

LIMO編集部