無機質になりがちなベランダを、緑あふれるナチュラル空間にしてくれるベランダガーデニング。

冬の庭と比べると霜や雪の被害も少なく、安心して植物を育てられます。

今回は冬のベランダで植物を育てるコツを紹介します。寒さに強くベランダ栽培にオススメの品種も参考価格とともに見ていきましょう。

1. 【冬のベランダガーデニング】管理のコツ

1.1 天気に合わせて鉢を移動する

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ベランダガーデニングは基本的に鉢植えで植物を育てます。鉢植えのメリットは天気に合わせて移動できること。

晴れた日は光が当たる場所に鉢を置いて、タップリ日光浴させてあげましょう。時間とともに日なたの場所が変わるので、随時鉢の移動をするのも忘れずに。

大雪の予報が出ている日はできるだけ壁に近い場所に集めておけば、雪の吹き込みから守れます。

1.2 コンクリートに直置きしない

ベランダのコンクリート床は気温とともに温度が上下し、真冬はとて冷たくなります。直に鉢を置くとコンクリートの冷たさが鉢にも伝導して、根が凍ってしまうことも。

レンガなどを鉢の下に置いたり、木製のスノコなどを敷いたりしておけば、床からの冷気を遮断できるのでオススメです。

1.3 冷たい風から守る

高い階層のベランダやフェンスの入ったベランダは、強風の日に風の影響を受けやすくなります。寒さが厳しい日や夜間は鉢にビニールをかぶせたり、段ボールで囲んだりして防寒しましょう。

1.4 高い位置に鉢を飾る

Lapa Smile/shutterstock.com

太陽の角度が低くなる冬はベランダにも日が当たりにくくなります。日光を有効に利用するためには、できるだけ高い位置に鉢を置くのもひとつの方法。

鉢棚を設置して鉢を飾ったり、フラワースタンドで鉢を持ち上げたりすると効果的です。高低差のある植物のレイアウトで、ベランダガーデンがよりオシャレな雰囲気に仕上がるでしょう。

1.5 水やりや肥料は控えめに

寒い時期は休眠する植物が多いため生育もスローペースに。水やりや肥料は控えめにするのがオススメです。

ただ冬は乾燥した日が多くなるので土も乾きぎみになります。土がカラカラに乾いている場合は、鉢底から水が流れ出るまでタップリと水やりしましょう。