3. 「介護保険サービス」の利用限度額は要介護度で異なる

認知面や健康状態をコントロールすることはもちろんできません。でも、介護保険のしくみや平均的な介護費用についての知識を備えておくことは決して無駄にならないでしょう。

3.1 介護保険サービスの利用限度額

家族に介護が必要となったとき、まずは介護保険の利用を考える人が多いでしょう。今回は、居宅サービスを利用する場合の介護保険のルールに触れていきます。

介護保険では、要支援1~要介護5までの7段階の要介護度状態区分が設けられており、各段階でひと月あたりの利用限度額が定められています。

居宅サービスの1カ月あたりの利用限度額

  • 要支援1:5万320円
  • 要支援2:10万5310円
  • 要介護1:16万7650円
  • 要介護2:19万7050円
  • 要介護3:27万480円
  • 要介護4:30万9380円
  • 要介護5:36万2170円

各段階の限度額の範囲内なら、1割負担(所得が一定額以上の場合は2割または3割)で訪問介護、訪問介護、訪問入浴などの介護サービスを受けることができます。この限度額を超えた部分は自己負担となります。