2. 【50歳代・二人以上世帯】貯蓄1000万円以上~1500万円未満は何パーセントか
では、50歳代・二人以上世帯で「貯蓄1000万円以上~1500万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、50歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
2.1 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄1000万円~1500万円未満の割合
- 8.8%
2.2 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄1000万円以上の割合
- 32.8%
2.3 【50歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:1253万円
- 中央値:350万円
貯蓄1000万円~1500万円未満は1割未満、貯蓄1000万円以上でみると約3割となりました。
50歳代では約7割が1000万円に達していないということになり、ここから老後資金を貯めていくという方もいるでしょう。
3. 【50歳代・二人以上世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。
3.1 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄1000万円~1500万円未満の割合
- 11.6%
3.2 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄1000万円以上の割合
- 43.4%
3.3 【50歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:1684万円
- 中央値:810万円
貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄1000万円以上は約4割。
平均は1500万円を超えましたが、中央値は1000万円以下でした。