2. 【30歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。
2.1 【30歳代・ひとり世帯】の貯蓄500万円~700万円未満の割合
- 10.5%
2.2 【30歳代・ひとり世帯】の貯蓄700万円未満の割合
- 70.4%
2.3 【30歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:741万円
- 中央値:270万円
貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄700万円未満は70.4%。
平均は700万円を超え、中央値は250万円を超えました。
3. 2024年は計画的に「先取り貯金」を
これまで30歳代・ひとり世帯の「貯蓄500万円~700万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。
確実に貯蓄を貯めていくには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活していく「先取り貯金」が効果的です。
とはいえ、資産運用にはリスクが存在します。上手くいっているときはいいのですが途中、大きな下落局面がやってくるかもしれません。
そういったときに慌てないように資産運用を始める前にしっかり目的を定め、リスクについて把握しながら資産運用を始めていきましょう。
2024年に始まった新NISAも盛り上がっておりますが、資産運用には様々な方法が存在します。自分で調べて自分に合った運用を選ぶのが難しいと思われた方はお金のプロに相談するのもよいかもしれませんね。
※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。
3.1 【ご参考】30歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 金融資産非保有:32.4%
- 100万円未満:18.5%
- 100~200万円未満:8.6%
- 200~300万円未満:5.6%
- 300~400万円未満:5.2%
- 400~500万円未満:2.5%
- 500~700万円未満:7.1%
- 700~1000万円未満:3.7%
- 1000~1500万円未満:4.6%
- 1500~2000万円未満:3.7%
- 2000~3000万円未満:2.5%
- 3000万円以上:2.8%
参考資料
中沢 新