【年収ごとの年金一覧表】老齢年金をみんないくら受け取れるのかシミュレーション 【最新版】厚生年金と国民年金の支給額

4. 【年収ごとの年金一覧表】で年金の目安額をチェック

厚生年金の場合、現役当時の報酬や加入期間で年金額が決まることがわかりました。

あくまでも目安となりますが、年収と加入期間ごとの年金額をご紹介します。

現役時代の年収だけでなく、加入期間も重要になることがわかります。

ただし、年金の給付乗率やその他の数字は改定が繰り返されているため、今後も同じ水準がもらえる保証はありません。

ねんきんネットやねんきん定期便などは定期的に確認し、不足する老後資金を自分で貯める工夫が必要になるでしょう。

5. 自分の老後を見据えて

今回は、老齢年金がどのくらいもらえるのかについて整理しました。

厚生年金の年金額は、現役世代の稼ぎと年金加入期間によって決まりますので、人によって違います。

後からがっかりしないように、年金からも天引きされるお金がある点も考えた、ゆとりのある老後資金の準備を進めていかなければなりませんね。

ゆとりのある老後のためにまずは「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で把握できる将来の受給見込額を把握することが、第一歩になるといえるでしょう。

参考資料

• 日本年金機構「年金額の計算に用いる数値」
• 日本年金機構「老齢年金ガイド　令和5年度版」
• 厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
• 厚生労働省「令和5年度の年金額改定についてお知らせします」

足立 祐一