【40歳代・二人以上世帯】貯蓄400万円～500万円未満は何パーセントか平均と中央値はいくらか

40歳代の人々に焦点を当ててみると、この世代は収入が増加する一方で、大きな支出も増える傾向があります。

これにより、家計の調整だけでなく、将来の老後資金にも十分な注意が必要とされています。同世代の中で貯蓄に成功している人々の実態を知ることで、賢い貯蓄プランを立てる手助けとなります。

そこで本記事では、金融広報中央委員会のデータを元に、40歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を詳しく解説します。

貯蓄計画を進める上での一つの指標として同年代の貯蓄状況を参考にすることは、具体的な目標を立てるうえで役立ちます。

同じくらいの年齢層にいる人々がどのように貯蓄を進めているのか、見ていきましょう。

1. 【40歳代・二人以上世帯】貯蓄400万円以上～500万円未満は何パーセントか

40歳代・二人以上世帯で「貯蓄400万円以上～500万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和4年）」より、40歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します（金融資産を保有していない世帯を含む）。

出所：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和4年）」をもとにLIMO編集部作成

貯蓄400万円～500万円未満は1割未満、貯蓄500万円未満でみると約3割となりました。