おひとりさまがリタイアまでに準備したい金額「2000万円以上」に
では、ひとりの老後生活を過ごすのに、貯蓄はどれくらい必要と考える方が多いのでしょうか。
ジブラルタ生命保険株式会社が20歳~69歳の未婚男女4700名(男性2350名・女性2350名)に行った「おひとりさまに関する調査2022」によると、リタイアまでに準備したいお金の平均は男性2530万円、女性2057万円でした(2022年12月22日公表)。
一時期話題になった「老後2000万円問題」と同じように、単身世帯でも全体平均で2294万円ほど老後に備えたいと答えています。
「老後2000万円問題」は夫婦2人の生活費の不足分から試算されていますが、持ち家が想定されていたり、介護費用などは入っていなかったりします。
その点を考えても、また昨今の物価高や年金への不安を考えても、2000万円を目指す気持ちはわかるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。