毎日朝早く起きて、出勤して、夜遅くまで仕事する。毎日同じことの繰り返しで「会社員のよさってあるの?」と思う方は多いのではないでしょうか。
特に長期休暇明けの出社は、現実に戻ってきたかのようで憂鬱になる人も。しかし、フリーランスを経験した人の中には「会社員に戻りたい!」「副業のほうがいい!」と切実に願う人もいるようです。
そこで、本記事では、フリーランス経験がある会社員に取材。フリーランスなどの目から見た会社員の魅力に迫ります。
1. フリーランスから見た会社員の魅力
「会社員は辛いだけだよ」と愚痴をこぼす方も多いです。
しかし、会社員は法律に守られていますし、福利厚生の恩恵を受けられます。ここでは会社員のメリットについて確認していきましょう。
1.1 安定した固定給と福利厚生
会社員の最大のメリットは、安定した固定給です。失敗して成果が上げられなくても、毎月決まった日に給料がもらえます。
大卒の初任給の平均は約21万円、高卒は約17万円。 税金が引かれても、生きていくのにさほど心配が必要ない金額ではないでしょうか。
フリーランスでは、最低保証ともいえる収入がないことから、不安で日々お金のことを考えなければいけないという声がありました。
たとえ、1案件月20万円の仕事があったとしても、年末に「翌月から発注はない」と急にいわれることがあります。
福利厚生にように会社から援助を受けられる点も、フリーランスから見たら魅力です。特に寮や社宅制度がある会社を選べば、家賃はほとんど支払う必要がありません。
1.2 相談できる人が多い
周りに人がいるからこそ、悩みや喜びを共有できます。
フリーランスは、ちょっと相談をしたいときに聞ける人が近くにいない場合があります。苦しいときも一人で乗り越えなくてはいけないのは、辛いですよね。
「失敗しちゃった!これはどうしたいいの?」「ちょっと聞いてほしい!」と、話したいときに隣に相談できる人がいます。孤独を感じることはあまりありません。
そうあるための、人間関係構築は必要ですが……。