年末年始に年金暮らしの親世代と話をして、自身の老後生活について真剣に考え始めた人もいるかもしれません。
現役世代の人が老後に向けてやるべきことの一つが「老後資金」を貯めること。つまり貯蓄です。
そして、貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額。自分の貯蓄額が全体のどのあたりに位置しているのかを把握しておくことで、計画も立てやすくなるはずです。
まず、自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを理解し、具体的な貯蓄の目標金額を決めたいもの。今回の相談者は、60歳代独身で「貯蓄100万円~200万円未満」とのことです。
金融広報中央委員会の資料をもとに、60歳代・単身世帯の貯蓄額をみていきましょう。