2024年1月10日、厚生労働省より発表された「毎月勤労統計調査 令和5年11月分結果速報」によると、2023年11月の実質賃金は前年同月比3%の減少。20カ月連続でマイナスとなったことが明らかになりました。
現金給与総額は23カ月連続でプラスとなっているものの、物価上昇には追いついていない状況です。
家計支出が増え、貯蓄にまで手が回らないという世帯は少なくないと考えられます。しかし、老後が目前に迫りつつある50歳代。少しでも多く老後資金を作っておきたいものです。
さて、貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。
自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、50歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。