【50歳代・二人以上世帯】貯蓄ゼロ(非保有)は何パーセントか?
平均と中央値はいくらか
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2024年1月10日、厚生労働省より発表された「毎月勤労統計調査 令和5年11月分結果速報」によると、2023年11月の実質賃金は前年同月比3%の減少。20カ月連続でマイナスとなったことが明らかになりました。
現金給与総額は23カ月連続でプラスとなっているものの、物価上昇には追いついていない状況です。
家計支出が増え、貯蓄にまで手が回らないという世帯は少なくないと考えられます。しかし、老後が目前に迫りつつある50歳代。少しでも多く老後資金を作っておきたいものです。
さて、貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。
自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、50歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/元銀行員
神戸松蔭女子学院大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に入社。三井住友信託銀行に転職後、資産運用アドバイザー業務に従事。投資信託・個人年金保険・外貨預金の販売を中心に、生命保険・医療保険、住宅ローンなども含め、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に約10年間従事する。特に投資信託や変額年金保険の提案を得意とし、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて「厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用「年金、貯蓄、NISA、iDeCo、住宅ローン、FX、為替相場」に関する情報を中心に記事を執筆。大阪府出身。(2024年4月1日更新)