4. 家族が集まる新年は「お墓のこと」を話す良いチャンス

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生きている間に住む家とは違い、「お墓」は自分の思い通りにしたいと思っても、実際に管理するのは残された家族というのが悩ましいところです。

家族のスタイルや価値観が多様化する現在、「嫁ぎ先の墓には入りたくない」「夫婦や家族ではなく友人との共同のお墓がいい」などと考える人も少なからずいるいっぽうで、伝統的な先祖代々のお墓を守りたい人もいることでしょう。

いずれにせよ、自分ひとりで決めてしまうのではなく家族や近しい人と生前にきちんと話し合っておくことが大切です。

それぞれの気持ちを尊重するため、終活は元気なうちに始めておくにこしたとはありません。エンディングノートに先のことについてある程度考えをまとめておくのもよいでしょう。

あとから後悔をしないよう、あくまでもこれからを前向きに生きるためにお葬式やお墓のことを話せるような心づもりをしておきませんか。

参考資料

吉沢 良子