2.4 50歳代「おひとりさま」の貯蓄の平均・中央値
50歳代単身世帯の平均値は1048万円です。
中央値53万円と1000万円近い開きが生じます。
50歳代は現役世代の中で最も収入が上がりやすい年代ですが、個人差もあるため貯蓄が難しい方もいると考えられます。
2.5 60歳代「おひとりさま」の貯蓄の平均・中央値
60歳代単身世帯の平均値は1388万円、中央値は300万円でした。
3000万円以上の貯蓄がある人が2割近くいる一方で、貯蓄ゼロの人が28.5%います。
60歳代は退職金を受け取る人も多いですが、勤務先によっては退職金の有無や多寡に差があり、まとまった貯蓄がない方もいるのでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。