2. 日本と韓国の「在学者1人当たり学校教育費」を比較

出所:総務省統計局『世界の統計2023』を参考に筆者作成

日本の「在学者1人当たりの学校教育費」は、初等教育(小学校)9379ドル、前期中等教育(中学校)1万1083ドル、後期中等教育(高校)1万1878ドル、高等教育(大学)1万9504ドルで、合計5万1844ドルとなっています。

韓国はというと、初等教育1万3341ドル、前期中等教育1万5216ドル、後期中等教育1万8790万ドル、高等教育1万1287ドルとなり、合計5万8634ドル。

小学校から大学までの学費の合計を見ると、韓国の方が6790ドル(約95万円)高いことが分かりました。

3. 日本と韓国のGDPを比較

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次は、両国のGDP(国内総生産)を比較してみましょう。

日本のGDPは約562兆円(2022年)に対して、韓国は約250兆円(2022年)。日本の方が倍以上高い数値となっています。

しかし、1人当たりのGDPで見てみると、日本3万3854ドル(約477万円)、韓国3万2418ドル(約457万円)と大きな差がないことが分かります。