1.2 後悔したポイント2:オール電化で蓄熱暖房なので熱効率が悪く電気代が高い

pu_kibun/shutterstock.com

「オール電化で蓄熱暖房なので熱効率が悪く、電気代が高騰している現在では電気代が高すぎて困っている」とも語ります。

一口に「オール電化住宅」といっても、使用している機器によって消費する電力量が大きく異なります。

近年では省エネ性能の高い「ヒートポンプ給湯器(エコキュート)」などの給湯設備や「ヒートポンプ暖房システム」が多く採用されています。

これらの給湯器や暖房機器は、ヒートポンプを使って取り込んだ空気の熱を使ってお湯を沸かすシステムなので省エネ性能に優れていて、電気代を節約することができます。

これから家を建てる際には検討してみると良いでしょう。

1.3 後悔したポイント3:収納スペースが少ない

「収納スペースが少ないため、クロゼットに物が収まりきらない」も後悔ポイントとして挙げられていました。

必要な収納スペースの量はそれぞれのご家庭の事情によって異なりますが、一般的な目安は延べ床面積の10~15%程度といわれています。

しかしこれはあくまでも目安なので、収納スペースの量についてはプランニングの段階で「何を」「どこに」「どのくらい」「どのように」収納するのかを、具体的に検討してレイアウトすることが大切です。

1.4 後悔したポイント4:和室が物置部屋になっている

photoK-jp/shutterstock.com

「来客の際の寝室として利用するために和室を設けたが、畳に虫が湧きやすいために寝具を置いておくことができず、物置部屋となっている」も後悔ポイントとのこと。

畳に虫が湧きやすいようです。

畳に虫が発生するのを防ぐためには、こまめに掃除機をかけ、部屋に湿気がこもらないように風通しを良くすることが大切です。

また畳の下に防虫シートを敷いたり、畳用の殺虫剤を使用したりするのも効果的です。

畳にとって湿気は大敵になるので、物を置いておくと逆効果になることがあります。