3. 高まる資産運用の必要性
「老後2000万円問題」「物価高騰」など、将来への不安は募るばかりです。
そのような状況の中ですが、国や企業だけに頼るのではなく、資産運用などで資産を増やす「自助努力」が必要な時代となっています。
資産運用といってもその方法はさまざまですが、なるべくリスクを抑え、長期的な視点で行うことが大切です。
例えば、2024年開始の新NISA(少額投資非課税制度)を活用した「積立投資」や、iDeCo(個人型確定拠出年金)などが候補となります。
どちらも長期の資産形成を目的とした制度であり、税制面でのメリットも享受できます。
積立投資は投資期間が長いほど安定した成果を得やすいので、なるべく早い段階から老後への準備を始めていきましょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」
加藤 聖人