3. 子供の教育費を貯める方法3つ
子供の教育費を貯めるには、子供が小さい内から長い期間をかけることが鍵になります。
ここからは子供の教育費を貯める3つの方法を紹介します。
3.1 児童手当を貯めておく
子育ての期間に毎月支給される児童手当を貯めておくのが、まず第一です。
児童手当は、中学生卒業まで毎月次の金額を受け取れます。(2023年時点)
- 3歳未満:一律1万5000円
- 3歳以上 小学校修了前:1万円 (第3子以降は1万5000円)
- 中学生:一律1万円
子供が1~2人の場合で、全て足し合わせると198万円となります。
これだけでは充分とはいえませんが、しっかりと運用に回していけば、教育資金の形成がしやすくなるでしょう。
3.2 学資保険に加入する
学資保険に加入して、保険料を貯めていくことで教育資金を貯められます。
学資保険は貯蓄性の強い保険で、定期的に支払った保険料を生命保険会社が運用して、子供の大学入学などのタイミングで保険金が支払われる仕組みです。
保険会社の運用により、通常は総支払い保険料よりも保険金が高くなるケースが多いです。
保険商品ではありますが、運用商品としての性質も持っています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)