2018年1月24日、東京メトロは、快適な車内空間を演出することを目的として、日比谷線13000系車内で2018年1月29日から当分の間、一部の日中時間帯にBGM放送を試行運用すると発表した(ただし、東武スカイツリーライン内は除く)。
放送されるBGMは、クラッシク音楽(曲名:「月の光」「ノクターン」「春の歌」)とヒーリング音楽(「朝空を開いて」「そよぐ緑」「陽を浴びて」)である。
ちなみに、2017年3月から運行を開始している13000系車両の車内スピーカーには高音質ステレオ放送システムが搭載されており、BGM機能は、イベント列車の運行や、車両点検時のスピーカー試験のために導入されていたが、今後は、より快適な車内空間を演出するためにも活用されることになる。
なお、BGM車両は、平日の中目黒発の北千住方面行きの場合、10時28分発と12時11分発の2車両のみであり、朝夕の通勤時間帯に流されることはない。
こうした国内初の試みに対して、利用者からどのような意見が示されるかが注目される。
LIMO編集部