5. 大学生の働き方 その3「長期インターン」

Rawpixel.com/shutterstock.com

学生が企業で実際に業務に触れて、業務内容や企業理解を深めるための職業体験の機会です。長期インターンに明確な定義はありませんが1カ月以上にわたり開催されるものが「長期インターン」と呼ばれている印象です。

長期インターンには報酬が出るものと出ないものがあり、報酬が出る中にも、時給制のものと、プロジェクトごとの成果報酬型に分かれます。

時給をもらえる仕事はアルバイトと同じように雇用契約を結ぶことが一般的、プロジェクトごとの場合はフリーランスのような働き方になります。

長期インターンでは、アルバイトではなかなか関われない会社の業務の部分を行うことができます。興味のある業界や業種をインターン生としてちょっと覗いてみることで就職活動にも役立てられることでしょう。

長期インターンを行うときは「業務内容」を確認しましょう。営業職が気になるから、営業職の方が多い会社でインターンをしよう!と思っても、インターン生たちに任される業務はSNS発信、など求めている業務と異なる場合も。

長期インターンを選ぶ際には、面接・面談の機会をフル活用して「自分の求めていることが達成できそうか」を知ることが重要です。

6. ギグワーカー、フリーランス、長期インターン、違いを知って自分を磨く!

大学生ができる多様な働き方を紹介してきました。

フリーランスやギグワーカーは気になってもなかなか踏み出しにくい働き方かもしれませんが、興味あることを少しかじってみると自分の強みや好みがわかるきっかけになると思っています。

この記事が、春から大学生になるみなさんの「自分磨き」に繋がり、キャリアを広げるきっかけになれば嬉しく思います。

LIMO・U23編集部