3. 大学生の働き方 その2「ギグワーク」

ギグワークという言葉を知っていますか?ウーバーイーツなどのフードデリバリーやAmazonの配達員などが身近な代表例ですね。

ギグワークとは、雇用関係を結ばない「単発」かつ「短時間」の働き方のこと。時間や場所を比較的自由に選べるため、自由度が高い働き方と言えるでしょう。

企業に属さないという意味ではフリーランスと似ている部分もありますが、「時間」で拘束されるため高度のスキルを持っていても、労働時間は変わりません。

時間の中で「できる数」をこなしていけば、高収入も目指していくことができます。「時間や場所に縛られたくない人」「自分の中で作戦を立てて検証してみたい人」にぴったりかもしれません。

4. 大学生の働き方 その3「フリーランス」

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フリーランスとは個人で仕事を請け負う働き方です。

発注者からプロジェクト単位で仕事を受け、プロジェクトの完成分報酬が出るという「成果報酬型」がほとんどです。
大学生でフリーランスとなると、動画編集やライターなどが一般的には知られているかもしれません。

雇用関係を結ばないため「場所や時間を問わずに」働ける点がが魅力的な一方で、「責任」も大きくなります。

契約が曖昧だと「もっと完成度の高いものじゃないと報酬を払えない」と言われてしまいいつまで経っても報酬がもらえない可能性や、時給換算すると最低賃金以下になってしまう可能性も。

特に初心者のうちは「アルバイトで稼いだ方がいい」と思うこともしばしばかもしれません。

筆者自身、動画編集を学んだことをきっかけにプロジェクト単位の仕事を経験しましたが、収入面を比較すると時給制の仕事にはかなわず、このスタイルの働き方を続けるには工夫が必要だと学びました。

しかし、フィードバックから学べることも多く、そこからの工夫をして時給を超えた時の喜びは言葉に表せないほどです。
スキルを学び、実践でお金を得るという方法を行うことで、アルバイトとは異なる自力で稼ぐ経験ができ、キャリアの選択肢を増やせるのではないか、と思っています。