新しい年が明けました。今年こそマイホームの夢を叶えたいと思う方も多いでしょう。

注文住宅は施主の要望に応じてある程度自由にプランニングすることができる反面、逆に何でもできるが故に、実際の生活シーンを思い浮かべて提案やアドバイスをしてくれる専門家の存在が不可欠になります。

住まいのプロに出会えるマッチングサービスを運営するSUVACO(スバコ)株式会社が、登録している会員に対して2019年に行った「住まいに関するアンケート」によると、「戸建注文住宅」を購入して住んでいる方の満足度は71%だったといいます。

現在の住まいの良い点は「立地・環境の良さ」、「間取り」、「広い」のほかに「業者(建築士やハウスメーカーなど)との関係」を挙げる人もいるなど、家のスペック以外のことも満足度に関係しているようです。

一方、不満な点においても「業者との関係」が上位に挙がっていて、「担当プランナーの提案力不足」などが大きく影響しているといえます。

そこで実例をもとに、そのようなプロの存在が不足していたと思われる注文住宅の後悔ポイント4つと、満足ポイント1つを紹介します。

1. 注文住宅を建てた方の後悔ポイントと満足ポイント

今回お話を聞いたのは、関西地区にて4650万円(土地代込)の注文住宅を建てたご夫婦です。

豪雪地帯ではありませんが、年に3回ほど積雪があるということで、「冬になると実感する後悔ポイント」に絞ってお話を聞きました。