昨今、ネットやSNSで資産運用に関する記事を見かけることが多くなったかと思います。その中でも特に多いと感じるのは、「NISA制度」に関してではないでしょうか。

筆者もお客様からの「NISA制度」に関してのご相談内容を多く受けています。

人生100年時代といわれる中、将来の年金にあまり期待ができない現役世代にとって、年金以外で準備が必要不可欠になってくるでしょう。

将来資金における対策の一つである「NISA制度」ですが、2024年から制度が変わります。

本記事では「新しいNISA制度」について理解しておきたいポイントを整理していきます。また、投資の効果をイメージできるよう、「毎月3万円✕30年間✕想定利回り3%」で積立投資をした際のシミュレーションもしてみましょう。

1. 2024年始動の「新NISA」、押さえておきたい4つの変更点とは?

まずは現行のNISA制度と新NISA制度を詳しく確認していきましょう。

1.1 現行NISA(2023年末まで)

出所:金融庁「NISAとは」

現行のNISA制度は、一括投資タイプの「一般NISA」と積立投資タイプの「つみたてNISA」の2種類。

いずれか一方を選択します。

現行NISA「一般NISA」

  • 年間非課税枠:120万円
  • 非課税保有期間:5年間
  • 投資可能商品:上場株式、投資信託等

現行NISA「つみたてNISA」

  • 年間非課税枠:40万円
  • 非課税保有期間:20年間
  • 投資可能商品:投資信託やETF