年末になると、よく耳にするようになる「ふるさと納税」。
ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に対して寄附ができる制度であり、返礼品がもらえたり寄附金額の一部が控除対象となったりすることから、年々利用者が増加しています。
年末調整や確定申告の準備を始める12月頃から、ふるさと納税を検討する人も多いですが、すでに今年のふるさと納税を済ませている人はどのくらいいるのでしょうか。
本記事では、2023年度における「ふるさと納税に関する意識調査」を紹介しています。
「ふるさと納税の仕組み」や「ふるさと納税の10月からの変更点」についても触れているので、参考にしてください。
1. 11月1日時点では8割の人がふるさと納税を行っていない?
株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームライフデザインは、20歳以上の男女合計600名を対象に「2023年度ふるさと納税に関する意識調査」を実施しました。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査期間:2023年11月11日
- 調査対象:20歳以上の男女
- サンプル数:600名
- 調査方法:インターネット調査
- 調査機関:調査委託先 アイブリッジ株式会社(freeasy)
- リリース公開日:2023年11月28日
上記調査の結果、11月1日時点で80.8%の人が「ふるさと納税を行っていない」と回答しました。
8割の人がふるさと納税をしておらず、さらに4.2%の人は「そもそもふるさと納税を知らない」と回答しています。
上記調査で「2023年11月1日時点で、ふるさと納税を行っていない一番の理由」について聞いたところ「制度のメリットがよくわかっていないから」が最も多い結果となりました。