いよいよ本格的な冬の到来となり、エアコンやヒーターなどを使う機会が増えてきたと思います。
そこで気になるのが電気代です。
大手電力会社5社は、火力発電の燃料となるLNGや原油の価格が上昇していることを受けて、2024年1月から電気料金の値上げを発表しています。
これから寒さが増す中で、このニュースは堪えますね。
そこで、少しでも光熱費を節約するために、暖房器具の電気代を比較して、用途にあった使い方をお伝えします。
また、光熱費の節約に役立つちょっとしたワザもご紹介します。
1. 一番光熱費がかかる暖房器具はどれ?
暖房器具にはさまざまな種類がありますが、家庭でよく使われる以下の暖房器具の電気代を比較してみたいと思います。
- エアコン
- 石油ファンヒーター
- 電気ストーブ
- オイルヒーター
- ホットカーペット
- こたつ
- 電気毛布
電気代は次の式によって計算します。
「消費電力×使用時間×電気代の単価」
※電気代の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価31円/kWh(税込)を用いて計算します。(小数点第2位四捨五入)
1.1 エアコン
<特徴>
- 部屋全体を暖めることができる。
- 暖まるまでに時間がかかる。
- 部屋の空気が乾燥する。
<電気代>
- 消費電力510W(110~1820)
- 1時間あたりの電気代15.8円(3.4円~56.4円)