1.1 二人以上世帯で貯蓄ゼロの世帯割合

 年代   貯蓄ゼロの割合

  • 20歳代  35.7%
  • 30歳代  23.9%
  • 40歳代  26.1%
  • 50歳代  24.4%
  • 60歳代  20.8%
  • 70歳代  18.7%
  • 全体    23.1%

全世代平均でみると、23.1%の世帯は貯蓄がありません。意外と貯蓄ゼロの世帯が多いことがわかります。

また、退職金をもらう前の40歳代・50歳代で貯蓄ゼロの世帯は約25%で、約4世帯に1世帯は貯蓄ができていないのが実態です。

1.2 単身世帯で貯蓄ゼロの世帯割合

単身世帯も確認してみましょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、単身世帯で貯蓄ゼロの世帯割合は以下のとおりです。

 年代   貯蓄ゼロの割合

  • 20歳代  42.1%
  • 30歳代  32.4%
  • 40歳代  35.8%
  • 50歳代  39.6%
  • 60歳代  28.5%
  • 70歳代  28.3%
  • 全体    34.5%

全世代平均でみると、貯蓄ゼロの世帯は34.5%にも及びます。単身世帯の約3世帯に1世帯は貯蓄がありません。

2. お金が貯まる人がやっているたった3つのこと

貯蓄ゼロの世帯がかなり多いことを確認しましたが、貯蓄ゼロの世帯と貯蓄がある世帯とでは何が違うのでしょうか。

お金が貯まる人がやっているたった3つのことを解説します。