9割以上の人が「体験型返礼品で訪れた地域にまた訪れたい」と回答

レッドホースコーポレーション株式会社の調査で、体験型返礼品を利用した人に対し「利用してよかった点」について聞いたところ、半数以上の人が「地域の美味しいものを現地で食べられたこと」と回答。

次いで多かったものとして「地域の人との触れ合い」「そこでしかできない貴重な体験」が続いており、現地ならではの体験をメリットと感じている人が多いようです。

また、体験型返礼品を利用して訪れた人の90%が「また訪問したい」と回答しており、さらに90%以上が「知人・友人・家族に勧めたい」と答えています。

上記調査で、体験型返礼品のリピート意向を聞いたところ、約3人に1人が「同じ返礼品を選ぶ」と回答しており、満足度の高さがみてとれます。

アフターコロナの旅行需要拡大により、体験型返礼品は需要が高まっており、新たな発見につながる機会にもなることから、もしふるさと納税の応援自治体に悩んでいる方は、体験型返礼品も検討してみると良いでしょう。

ふるさと納税を利用する前に知っておきたい注意点

ふるさと納税は、返礼品を受け取れたり税金の控除が受けられたりと、メリットが多い制度ですが、注意点があることも知っておく必要があります。

まず、ふるさと納税には「節税効果はない」ことを留意しておきましょう。

ふるさと納税は、自治体に寄附したお金の一部が控除の対象になるものであり、「支払う税金額が減る」というわけではありません。

この部分の違いを勘違いして利用しないように注意しましょう。

もう1つの注意点として「控除限度額を超えると自己負担金額が増える」ことが挙げられます。

ふるさと納税は、年収などによって受けられる控除の限度額が設けられています。

限度額を超えてふるさと納税を利用してしまうと、超えた分の寄附金額は自己負担扱いになるため注意しましょう。

そのため、ふるさと納税を利用する前は、ふるさと納税のシミュレーションサイトを利用して、ご自身の「控除上限額」を事前に確認しておくことが大切です。

ふるさと納税を賢く利用しよう

本記事では、ふるさと納税の返礼品の1つである「体験型返礼品」について紹介していきました。

ふるさと納税は、返礼品がもらえたり寄附金額の一部が控除対象となることから、一定額以上の年収がある場合はお得な制度といえます。

受け取れる返礼品はさまざまですが、最近では旅行需要の拡大により体験型返礼品を選択する人も多いようです。

今年のふるさと納税で寄附をする自治体に悩んでいる人は、体験型返礼品のある自治体も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

参考資料

太田 彩子