お墓選び「親子間で話し合いできていない」

ここからは2023年11月24日に、瑞華院了聞が公表した「お墓やお墓参りに対しての意識調査」の結果を見ていきます。

調査対象は全国の30~80歳代(男性406名、女性194名)。このうち30~50歳代を「子供世代」、60~80歳代を「親世代」として、お墓に関する意識の世代間格差を探ったものです。

お墓や納骨について「話せていない」親子が約6割

「自身の子供とお墓や納骨に関する話し合いができていますか?」

  • できていると思う:13.0%
  • ややできていると思う:21.3%
  • あまりできていないと思う:28.0%
  • できていないと思う:37.3%

「自身の親とお墓や納骨に関する話し合いができていますか?」

  • できていると思う:21.7%
  • ややできていると思う:22.7%
  • あまりできていないと思う:29.0%
  • できていないと思う:26.7%

「自身の子供とお墓や納骨に関する話し合いができているか」という質問に対し、親世代の55.7%が「できていない」と回答。また、子供世代に「自身の親とお墓や納骨に関する話し合いができているか」と訊いたところ、65.7%が「できていない」という結果に。

お墓や納骨に対して、親子間で共通認識ができておらず、すれ違いが発生している様子がうかがえます。