3.2 国民年金額の分布の様子

  • 1万円未満                 :7万27人
  • 1万円以上~2万円未満:28万4152人
  • 2万円以上~3万円未満:90万3006人
  • 3万円以上~4万円未満:274万9550人
  • 4万円以上~5万円未満:463万6048人
  • 5万円以上~6万円未満:791万730人
  • 6万円以上~7万円未満:1500万3006人
  • 7万円以上~              :187万2466人

国民年金の平均は5万6368円、ボリュームゾーンは6~7万円未満です。

2023年度の満額は年額79万5000円、月額6万6250円(67歳以下の場合)ですので、満額に近い水準を受給できているようです。

一方で、一度も厚生年金に加入しなかった方(例えば自営業や専業主婦の方など)は、こちらが老後の収入源になります。

4. 「年金×年収の一覧表」で年金目安額をチェック

年金受給額はこのように個人差があるものです。

そこで、年収と加入期間ごとに目安となる年金額をご紹介します。

出所:日本年金機構「年金額の計算に用いる数値」等を参考にLIMO編集部作成

現役時代の年収が高いほど、そして加入期間が長いほど、年金額が高くなることがわかります。

とはいえ、これまでの平均年収や標準報酬月額を把握できている方は多くないでしょう。

より正確に目安額を知りたい場合は、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認してみるのがおすすめです。

これまでの加入記録も確認できるので、漏れや誤りがないかについて、一度確認してみましょう。