2. 「平均いくら?」シニア世代の年金受給のリアル
厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」の受給額平均を確認していきます。
なお、こちらの統計における厚生年金の金額には国民年金の受給額も含まれます。
2.1 国民年金(基礎年金)受給額の月平均
- 全体:5万6368円
- 男性:5万9013円
- 女性:5万4346円
男女差は見られますが、国民年金の平均月額は5万円台であるとわかります。
2.2 厚生年金の受給額の月平均
- 全体:14万3965円
- 男性:16万3380円
- 女性:10万4686円
自営業やフリーランスの方などは国民年金の加入のみとなるため、年金以外の収入源を確保したり、貯蓄で備えたりする必要がありそうです。
また、現役時代の収入や加入期間によって左右される厚生年金には、男女差や個人差が表れやすい傾向があります。
会社員や公務員など厚生年金に加入している方も、グラフのように金額差が出ることに注意しましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ
LIMO編集部記者/金融ライター
1996年生まれ。千葉県出身。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。早稲田大学文化構想学部在学中から、まだネガティブなイメージで語られることの多かった「独身女性」が、実際には豊かなくらしを謳歌する「おひとりさま」であると謳う女性サイト編集に従事。
大学卒業後、株式会社良品計画で東京都内店舗の運営・勤務を経て、ライターおよび編集者として活動。女性のライフスタイルや意識調査と、日本年金機構や総務省統計局「家計調査」など公的資料・統計を絡めた記事作成が得意。ビジネス誌『PRESIDENT』、日本経済新聞「xwoman doors」など、紙からウェブまで様々な媒体にて取材・執筆を重ねる。
現在は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、最新データから読み解く財政事情や資産運用、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金、貯蓄、NISAなどのテーマを中心に編集・執筆。趣味は散歩。(2024年6月28日更新)