アルファとは何か【投資信託用語解説】
    新NISAは投信が主役!初心者向けに専門用語と意味を解説
  
  
  
  
  
designer491/istockphoto.com
 
            
              2024年1月からはじまる非課税枠のある投資制度「新しいNISA」。
新NISAには、「つみたて投資枠」「成長投資枠」があり、特につみたて投資枠ではインデックスファンドをはじめとした投資信託が主役となります。
また、新NISAでは、投資信託だけではなく、「成長投資枠」で上場株式等にも投資をすることができます。特に非課税保有期間の無期限化により、これまでのNISAと比べ、非常に使い勝手の良い制度となりました。まだNISAに取り組んでいない人も関心があることかと思います。
一方で、これから投資を始める方にとっては、投資は専門用語が多く、とっつきにくい側面も多いかと思います。
ここでは、投資信託の初心者向けに、専門家の解説をもとに、ぜひ知っておいてほしい専門用語についてわかりやすく意味や使い方を解説していきます。
投資信託の用語と意味を解説
一般的には、アクティブ運用者の運用実績とベンチマークの差。
ただし、運用実績には運用者のスタイル選択によるリターンが含まれるので、それは除くことが望ましいです。
結果、アクティブ運用者の運用スキルを計測する要素として含まれるのはセレクションとタイミングとなります。
アクティブ運用の評価にタイミングを含めるのは残酷であるが、セレクションだけでアルファを語ろうとすると、意外にインパクトのシェアが小さくなることが多く、評価が難しいこともあります。
用語の使い方例
	- アクティブのアルファってどうやって計測すればいいんだろうね。
- アルファ出ている投信って、どのくらいの割合あるんだろうか。
読み方
あるふぁ
英語表記
alpha
さあ、新NISAに備えよう
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。
投資信託に際してよく使われる用語を理解し、知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度が上がっていけば幸いです。
今後も自分が知らない専門用語を学んで、ぜひ新NISA枠を活用した投資につなげていきましょう。
参考資料
              マネー編集部
             
            
  執筆者
  
  
    私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
日本生命保険相互会社出身の村岸理美・三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやかなどを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
【主な執筆分野】
公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
執筆・編集した記事は、累計で1億PVを超える実績があり、Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。老後の生活設計、年金制度の最新動向、ライフイベントに備えた資産形成などに強みをもつ。
メンバー全員が【1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)】【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)】【CFP®資格】【一種外務員資格(証券外務員一種)】などの専門資格を保有し、実務から得た知識をもとに、複雑なお金の問題を「わかりやすく、正確に」伝えることに注力している。
信頼される一次情報に基づいた、実生活に役立つお金のコンテンツを発信していきます。(最新更新日:2025年6月9日)