インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて鶏肉が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

あわせて年間の鶏肉支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における鶏肉の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(ブロイラー,もも肉100g)

1. 鶏肉が1年前に比べて最も値上がりした都市は郡山市の+52円

2023年10月時点、1年前(2022年10月)と比べて鶏肉が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <鶏肉が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)

  1. 郡山市 +52円(176円)
  2. 甲府市 +42円(164円)
  3. 松阪市 +30円(222円)
  4. 姫路市 +26円(190円)
  5. 東大阪市 +22円(135円)
  6. 鹿児島市 +22円(141円)
  7. 川口市 +20円(139円)
  8. 岡山市 +19円(170円)
  9. 広島市 +19円(147円)
  10. 熊本市 +18円(144円)

鶏肉が1年前に比べて最も値上がりした都市は郡山市(+52円)でした。

2. 鶏肉が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は長岡市の▲16円

鶏肉が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 鶏肉が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)

  1. 長岡市 ▲16円(141円)
  2. 西宮市 ▲16円(171円)
  3. 府中市 ▲10円(133円)
  4. 大津市 ▲10円(122円)
  5. 奈良市 ▲9円(132円)
  6. 佐倉市 ▲8円(160円)
  7. 神戸市 ▲6円(149円)
  8. 新潟市 ▲5円(151円)
  9. 富士市 ▲5円(120円)
  10. 和歌山市 ▲5円(155円)
  11. 福山市 ▲5円(142円)

鶏肉が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は長岡市(▲16円)でした。

なお、全都市の小売価格の平均は147円(2023年10月時点)、前年同月比では+6%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。