インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて豚肉が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

あわせて年間の豚肉支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における豚肉の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(国産品,バラ(黒豚を除く)100g)

1. 豚肉が1年前に比べて最も値上がりした都市は和歌山市の+43円

2023年10月時点、1年前(2022年10月)と比べて豚肉が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <豚肉が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)

  1. 和歌山市 +43円(284円)
  2. 佐倉市 +35円(281円)
  3. 浦安市 +35円(260円)
  4. 静岡市 +35円(288円)
  5. 相模原市 +31円(262円)
  6. 横須賀市 +30円(295円)
  7. 郡山市 +29円(255円)
  8. 仙台市 +28円(290円)
  9. 山口市 +28円(257円)
  10. 山形市 +27円(292円)
  11. 佐世保市 +27円(251円)

豚肉が1年前に比べて最も値上がりした都市は和歌山市(+43円)でした。

2. 豚肉が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は那覇市の▲36円

豚肉が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 豚肉が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)

  1. 那覇市 ▲36円(236円)
  2. 鳥取市 ▲11円(278円)
  3. 富山市 ▲8円(257円)
  4. 八王子市 ▲4円(264円)
  5. 岡崎市 ▲3円(273円)
  6. 鹿児島市 ▲3円(244円)
  7. 大津市 ▲2円(270円)
  8. 堺市 ▲2円(278円)
  9. 函館市 +0円(251円)
  10. 甲府市 +0円(301円)
  11. 福山市 +0円(263円)
  12. 高知市 +0円(262円)

豚肉が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は那覇市(▲36円)でした。

なお、全都市の小売価格の平均は271円(2023年10月時点)、前年同月比では+5%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。