インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて砂糖が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

あわせて年間の砂糖支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における砂糖の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(上白,袋入り(1kg入り)1袋)

1. 砂糖が1年前に比べて最も値上がりした都市は小山市の+62円

2023年9月時点、1年前(2022年9月)と比べて砂糖が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <砂糖が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 小山市 +62円(262円)
  2. 川崎市 +62円(262円)
  3. 今治市 +61円(327円)
  4. 徳島市 +60円(295円)
  5. 新潟市 +55円(263円)
  6. 浦安市 +53円(237円)
  7. さいたま市 +52円(253円)
  8. 長野市 +51円(234円)
  9. 所沢市 +49円(232円)
  10. 千葉市 +49円(245円)
  11. 松山市 +49円(287円)

砂糖が1年前に比べて最も値上がりした都市は小山市(+62円)でした。

1.2 小山市の砂糖の値段推移(円)

出所:各種資料をもとに筆者作成

2. 砂糖が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は福島市の+0円

砂糖が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 砂糖が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 福島市 +0円(238円)
  2. 盛岡市 +3円(219円)
  3. 函館市 +8円(262円)
  4. 青森市 +8円(219円)
  5. 宇都宮市 +16円(233円)
  6. 富士市 +18円(215円)
  7. 八戸市 +21円(214円)
  8. 和歌山市 +21円(233円)
  9. 広島市 +21円(262円)
  10. 佐世保市 +21円(264円)

砂糖が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は福島市(+0円)でした。

なお、全都市の小売価格の平均は251円(2023年9月時点)、前年同月比では+16%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。